今回書いていきたい漫画は「THE3名様」という、ちょっと変わった脱力系コメディ漫画です。

この作品に登場するメインキャラクターである3人、それぞれにスポットを当ててご紹介していきたいと思います!

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漫画DATE

THE3名様
連載期間 2000~2007
作者 石原まこちん
掲載誌 ビッグコミックスピリッツ
出版社 小学館
巻数 全10集

あらすじ

同級生の3人のフリーターが、夜な夜な町のファミレス・サニーデイに集まってきて、なんてことない話をしながら朝まで時間をつぶす、そんなゆる~い日常が永遠と続きます。

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3人の魅力を知ってどっぷりハマりましょう!

特に強烈な印象を残すという回があるわけではなく、ただひたすら変わることのない日常が繰り返されるのですが、飽きなく見ていられるのはメインキャラクターの3人が持つ独特の雰囲気が、何か引っ掛かるからでしょうか?

そこで今回はこの3人のナイスガイ?達をじっくり考察していきます!

あくまで自称リーダー「ミッキー」こと、森原幹夫

まずは一人目、この3人組の中では、あくまで自称ですがリーダーであると自認している「ミッキー」こと森原幹夫。

独特のファッションセンスは流行の先端をいっているつもりですが、はっきりいってダサいです、たまに度が過ぎることがあって、周囲を凍りつかせたり、苛つかせます。本人はそんな事お構いなしですが、そもそも近所のファミレスに夜中、男友達に会うためだけに出かけるのに、オシャレ(ダサいですが笑)をしてくる所もよく分かりません笑

夢はでっかく、世界を常に意識していて口癖で「とりあえずアメリカっしょ」と、言っています。ちなみにアメリカには行ったことありません。

何事にもオシャレにすることにこだわるのですが、実家のすごく狭い自分の部屋に間接照明を置いたり、バーカウンターみたいなのを作ったりという計画を立てて設計図まで書いたりする所がツボです。

3人の中では話題の中心になることが多いが基本的にビビリなので、他のお客さんに対して等、他人に対しては弱腰です。

仲間が就職してしまう事に異常なほど反応したり、プライドも高めです。携帯電話のメモリーは限りなく少ないのですがそれをカバーするかのごとく店の名前を登録したりしてます。典型的な調子こきなんですが、どこか憎めないミッキー」です。

一番社交的?「ふとし」こと木村卓也

3人組の中では潤滑剤的な役割を担います、「ふとし」こと木村卓也。

いつもフライドポテトを注文していて、その食べ方にもこだわりがあります。いつもミッキーの自慢話や、途方もない夢の話などにも優しく耳をかたむけて聞き役になっています。

実は一番社交的であり、バイト仲間との関係も良好そうで3人でファミレスに入る時にも、たまに携帯が鳴ったりします。(他の2人の携帯はほとんど鳴りません。)

髪型は独特で、使う整髪料にもこだわりがあります。めったにないですが怒らせると怖いです。

ずっと漫画家を目指していて、実際に何度か具体的に話が進んでいます。皆のバランスを取るという役割を担っており無くてはならない存在の「ふとし」です。

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独特の存在感、沈黙の男「まっつん」こと松田謙介

独特な世界観を持っていて、3人でファミレスに入る時もほとんど話しません。ただ時折見せる鋭いツッコみに周りは凍りつくことも多々あります。短気な一面があり、納得出来ないことがあるとどんな相手に対してもイライラしてきて爆発します。(怖い人や、警察官相手にでも)

ヘビメタを愛していて、超常現象にも興味がありますが、自分の事にはほとんど無関心で、髪型はいつも同じなんですがモミアゲが伸びてくると、変なクセが出てしまうことがあり、一度それにイライラしてファミレスに置いてあるフォークでモミアゲを引きちぎろうとするという暴挙にでて、他の2人を固まらせた事があります。

冬場でもTシャツで過ごし、風邪をひいてもファミレスの机の上に、飲み物の中に入っている氷を1個置き、そこにオデコをつけて冷ますという荒療治にでます。

そんなに話さないのですが、どんなに体調が悪くても必ずファミレスには来るという寂しがりやな一面も。

そして普段表には出しませんが、2人を想う、気持ちは強いものがあり仲間思いな一面もある「まっつん」です。

「THE3名様」まとめると?

このような3名の青年が、漠然と将来に不安を抱えているのかどうかはわかりませんが、日常の中で起こる取り留めのない事をひたすら話しているだけの作品です。でも一度読むとクセになる不思議な魅力を持っています。