そろそろ年末の大掃除にむけて、漫画や本を整理していこうとしてますが、それにしても今年も大分、増えたな~と自分でも驚いていますw
まぁ、大事な財産としてこれからも、きちんと保管していきたいです。
それでは、今回もお気に入りの漫画の事を書いていきます!
『伝染るんです。』
連載期間 | 1989~1994 |
作者 | 吉田戦車 |
掲載誌 | ビッグコミックスピリッツ |
出版社 | 小学館 |
巻数 | 全5巻 |
あらすじ
かわうそ、かっぱ、かえる、こけし、やくざ、頭に包帯を巻いた少年などが登場して、所狭しと大暴走します。それぞれが独自の世界観も持っています。話の多くは読者を困惑、恐怖、脱力させるという展開です。
摩訶不思議な展開で、分からない人には殺伐としたものに映ることもありますが、全体的には脱力系の雰囲気のものが多い4コマ漫画です。
引用元:Wikipedia
ポイント
この漫画も私大好きなんですけど、どう人に伝えたらいいのか分からない代表的な作品ですwまず登場人物には一貫性はなく、ストーリー展開も特にはなく、そこにあるのはちょっと日常からかけはなれた日常です。
その日常というのが、一筋縄ではいかないキャラクター達によって、時に殺伐としたり、気まずい雰囲気になったり、キュンとしたり(これはあんまりないですがw)と、作者のやりたい放題です。
この漫画を読んだ反応として、「クスリともしない」「ニヤニヤする」「思い出し笑いする」「爆笑する」など、、、どんな反応も正しいと思いますし、それぞれが、その人との相性というか、趣味趣向なのではないでしょうか?
私が思うのは、その反応が近い人とは、何となく他の話も合うのではないかな~ということです。ただ私はこの漫画好きですけど、これを読んで”大爆笑”する人とは異性としては何となく付き合いたくはありません、あくまで何となくですよw
とりあえずちょっと読んでみて、心に引っ掛かるものが少しでもあれば、もうあなたの心に、この作品は”伝染っているんです”
『喰う寝るふたり住むふたり』
連載期間 | 2012~2014 |
作者 | 日暮キノコ |
掲載誌 | 月刊コミックゼノン |
出版社 | 徳間書店 |
巻数 | 全5巻 |
あらすじ
交際10年、同棲8年目のアラサーカップルの町田りつこと野々山修一(のんちゃん)の2人は、お互いの事をすべて知り尽くした間柄です。そんな2人でもすれ違いが起こります。
物語は、そんな2人の日常の中に起こる些細なすれ違いを、男目線、女目線、双方からコミカルに描いています。
引用元:Wikipedia
ポイント
いわゆる同棲生活が長くなり、年齢的にも結婚適齢期に差し掛かりモヤモヤしている2人。という、まぁ~ありがちっちゃ、ありがちな構成ですね。でもその分、感情移入がしやすく、心が暖かくなるような場面も多いです。
そしてこの作品の特徴としては、やはり男女双方の視点から見た心理描写が細かく書かれているところですね。同じことをしようとしても、同じ目標に向かってみて行動、発言しても感じている事は、男女で微妙にズレてくる、、、そりゃ一生分かり合えないわ~と漫画を投げたくなりましたw
同棲生活をする上での「幸せポイント」はふんだんに出てきます、というかこの漫画を読んで、全然「同棲もいいものなのかな~」と思わなかったら、同棲は難しいんじゃないかなwと思いました。
ちなみに私は、心は温まりましたが、「やっぱ同棲はいいな~」とは思わなかったので、同棲不適合者だと思いますw
ところどころで名言も出てきて、とっても応援したくなるカップルのお話です。
『Jドリーム』
連載期間 | 1993~1999 |
作者 | 塀内夏子 |
掲載誌 | 少年マガジン |
出版社 | 講談社 |
巻数 | 全32巻(第1部、2部、3部合計で) |
あらすじ
実在するJリーグの世界を舞台にし、後に日本代表としてワールドカップ予選に参加し、世界へ挑む作品である。また重要な試合も含め相手チームに主要キャラ選手を作らない事も多く、他のサッカー漫画に比べて、敵チームとの対戦そのものよりもチーム内でのポジション争いや、苦悩しながらも弱みを克服していくなど、対外よりも内面での戦いを中心に描かれている。
引用元:Wikipedia
物語は、第1部でJリーグ発足から、ドーハの悲劇まで、第2部飛翔編でWユース編、第3部完全燃焼編で、フランスワールドカップ出場までをそれぞれ描いています。
ポイント
前編通して登場するサッカーの天才児「赤星鷹」の成長を、日本でプロリーグ「Jリーグ」が発足した時からの時系列に併せて描かれています。赤星鷹は幼少期から凄腕のとび職人である、父親とともに全国各地を転々としながら、サッカーボールだけは常にそばに置き生活していて、各地でサッカーの才能を発揮しています。しかし、まともに学校に通って勉強をする環境ではなかったため、心はあまり成長していなくて、子供のままでした。
そんな鷹が、サッカーを通じて仲間を作り、やがてチームの中心になり、そして日本代表の中心にもなっていき、人間としても成長していく所が見所です。
作者が女性の方で、鷹の事を本当に自分の子供のように可愛がっているのが伝わってきます。
個人的に好きなのが、ゴールシーンです。「必殺技でゴールネットを突き破りそうなゴール」というのは、ほとんど出てきません。コロコロとゴールネットを越えたり、ふわっと優しくゴールネットを揺らしたり、というシーンが多くて、なんか逆にリアルに感じました。
日本のJリーグブームからワールドカップに初めて出場するまで、少し遅れて忠実に送っているリアルなサッカー漫画でした。