今回から「オススメの漫画」をランダムにセレクトしていくコーナーも始めてみようと思います!

こちらのポリシーは、連載中の作品、完結している作品、ジャンルを問わず、私が実際に読んできた作品の中からチョイスしてご紹介していきます。

普段書いているような、1つ1つの作品について掘り下げていくのとは別に、パッと見て「あ、これ面白そう!」と思ってもらえれば幸いです。

後ランキングにしなかったのは、現在進行形の作品もどんどん入れていきたいと思ったからです。(多すぎて決められなかったというのもありますがw)

なるべく、その作品を「全く読んだことがない、予備知識がない」という人にも分かりやすく、伝わりやすく、していきたいと考えています!

それでは、早速みていきましょう!

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『聖☆おにいさん』

聖☆おにいさん
連載期間 2006~
作者 中村光
掲載誌 モーニング・ツー
出版社 講談社
巻数 既刊1~13巻
あらすじ
ブッダとイエスが、下界でのバカンスを満喫するために、東京都立川の安アパート(風呂なしワンルーム)のを借りて、聖(セイ)という苗字をつけて生活していく日常を描いたコメディー漫画です。
ポイント
まずブッダとイエスが同居するというトンデモ設定が面白いです。そして仏教の事や、キリスト教の事等、ちょっとした勉強にもなり、話のネタにできそうな所もたくさんあります。

基本真面目な2人なので周囲を笑わせようという意識はないのですが、その真剣な姿が逆に面白く映ります。日本でだから出来た設定のお話なのかな~とも思います。

個人的なツボは、ブッダだとやけに主婦よりなところ、イエスだと何故かジョニー・デップを意識しているという俗なところですw

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『DEATH NOTE』

DEATH NOTE
連載期間 2003年12月~2006年5月
作者 原作:大場めぐみ、作画:小畑健
掲載誌 週刊少年ジャンプ
出版社 集英社
巻数 全12巻、文庫本全7巻
あらすじ
ある日、名前を書いた人間を自分の思い通りに死なせることが出来るという死神のノートである「デスノート」を拾った、天才的頭脳の持ち主である高校生、夜神月は、理想の世界の創造主になるために狂気に捕らわれていきます。それを止めようとするため、もう一人の天才である世界一の探偵Lが立ち上がります。本格的サスペンス漫画です。
ポイント
死神の道具を手に入れてしまったことで、自分は普通の人間とは違い特別な人間だと錯覚してしまい、神様になろうとするが実は悪魔が心に棲みついてしまった夜神月の葛藤と苦悩が見所ではないでしょうか?

自分の理想を追求する事に没頭していくことで、大事だった人すらも、ただの道具になってしまっていることに気づかない恐ろしい心理と、それに対抗する一見、人間味なんてないように見えるLとの死闘は天才同士の心理戦ですが迫力満点です。

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『へうげもの』

へうげもの
連載期間 2005~
作者 山田芳裕
掲載誌 モーニング
出版社 掲載誌
巻数 既刊1~22
あらすじ
舞台は群雄割拠の戦国時代。戦乱の不穏な動きが日本中を襲う一方で、様々な文化・芸術も広がりをみせていました。力や策略をもって勢力拡大を進めようとする武人たちとは一戦を画し、「美」を愛し追求する数奇者たちは、武人たちとは違う文化・芸術ということに、その命を懸けています。
ポイント
この時代を舞台にした作品というのはやはり戦国時代の戦がメインだったりするので、歴史の授業でも取り上げることの少ない隙間をテーマにしたような作品で、日本人ながら知らなかったことがたくさん出てきます。

この時代の文化・芸術というものが改めて素晴らしいもので様式美というか、先人たちが残した素晴らしいこの国の財産を知る上では、この上ない作品なのではないでしょうか。

単純にこの時代の背景をちょっと違う視点から覗けるという意味でも、この切り口斬新だなと思いますし、決して堅苦しくなく、時に笑いどころもあったりしてストーリー構成が良く出来ているなと感心させられる作品です。