今回はボクシング漫画の「はじめの一歩」です。この漫画の主人公は幕之内一歩というボクサーなんですが、いやーなかなか世界チャンピオンへの道のりが長いし遠い笑
幕之内一歩以外にも色々と個性的なキャラクターがいて、それぞれに焦点を当てているので印象的な試合が数多くあります。そこで、まだ完結していませんが、ここまでの数々の名勝負の中から私的ベストパウドを3つ選んでいきたいと思います。
漫画DATE
連載期間 | 1989~ |
作者 | 森川ジョージ |
掲載誌 | 週刊少年マガジン |
出版社 | 講談社 |
巻数 | 既刊115巻 |
あらすじ
いじめられっ子だった幕之内一歩が圧倒的強さを誇るボクサー鷹村守と出会い、ボクシングに目覚めて自分が持っていたハードパンチャーとしての資質を名伯楽の鴨川会長の指導により開花させ世界チャンピオンを目指していきます。個性的なキャラクターが繰り広げる名勝負達
この漫画では主人公の幕之内一歩の試合も、もちろんですが、同じジムに通う仲間たちの試合やライバル同士の試合まで細かく描かれています。時に一歩の試合よりも盛り上がっている事もしばしば。そりゃ~なかなか完結しないわな、と思うのですが・・・そんな名勝負の中から私的オススメの試合をピックアップしていきます!
第3位 それがオレがオレであるコトなんだ!
それではまずこちらから、第3位WBA世界フェザー級タイトルマッチ「王者リカルド・マルチネス」VS「挑戦者・伊達英二」の一戦です。この試合の模様は単行本だと37~38巻に収録してあります。伊達英二は始めて一歩に黒星をつけた日本を代表するフェザー級のボクサーで、過去に世界挑戦を同じ相手であるリカルド・マルチネスにして惨敗しています。それから7年の歳月を経て再戦を挑み、年齢的なこともあり負ければ即引退の決意で試合に臨みます。
この間を支えてくれた家族のお話や、一歩達後輩に目指すべき道を示してくれた伊達英二の男の散り様に黙って感動したくなるそんな一戦です。
伊達英二もこの7年間で必殺のパンチを編み出すなど実力を増しているのですが、リカルド・マルチネスはさらに実力を上げていて終わってみれば、ほとんどダメージを受けずに防衛記録を伸ばしています。
同じ階級である一歩達の道のりが果てしなく遠いものだと思い知らされた一戦でした。
後、伊達英二の奥さんが可愛いです笑
第2位 タイミングとハートだぜ!
次にこちらの試合を、第2位「宮田一郎VSジミー・シスファー」の一戦です。こちらは15巻に収録してありますね。宮田一郎は一歩の永遠のライバルであり、最初は同じジムにいましたが一度スパーリングで一歩に敗れると、プロの舞台での再戦を目指しジムを離れて海外武者修行に旅立ち、厳しい環境に身を置きます。
そこで決定的な弱点に気付かされてしまいます、それは切れ味はあるが威力に欠けるパンチ力です。薄々自分でもその弱点を感じていた宮田一郎はパンチ力をカバーするための武器を手に入れます、それは諸刃の剣であるカウンター、少しでもタイミングが狂えば自分に致命的なダメージが帰ってくるこの技。
そんな時の対戦相手である、ジミー・シスファーはムエタイの選手からボクサーになったため驚異的なパンチ力とタフさを武器に圧倒的な強さを誇る地元の英雄です。
圧倒的劣勢の中、相手に当たれば自分の勝ち、ハズれれば終わりというスリリングな一戦です。
この試合を見た地元の子供が宮田一郎のファンになり、この国を発つ宮田一郎の元へやってきた時に彼がこの子の送った言葉が「カウンターのコツは、タイミングと(勇気)ハートだぜ。」です。
かっくいー、しかもイケメンでクールなんです。女性はイチコロになってしまうであろうキャラクターです。
というわけで第1位・・・その前に
ちょっとまた長くなってしまったので、第1位は次の記事で更新したいと思います。なかなか短くまとめきれずに申し訳ございません。ただその分第1位の発表と、そのアナザーストーリー的な部分も書いていきたいと思っていますので宜しくお願いいたします!