今回も「おすすめ漫画」をドンドン紹介していきます。風邪なども流行っていますが楽しい漫画を読んでふっ飛ばしましょう!
それでは早速どうぞ~
『のだめカンタービレ』
連載期間 | 2001~2010 |
作者 | 二ノ宮知子 |
掲載誌 | Kiss |
出版社 | 講談社 |
巻数 | 全25巻 |
あらすじ
音大生のエリートである千秋真一は指揮者を目指しながらもピアノ科に在籍しています。本当はクラシックの本場であるヨーロッパに渡り、尊敬する師匠の元で修行をしたいのですが、重度の飛行機恐怖症と、幼少期に溺れた経験から船にも乗れず、日本を離れられず葛藤する日々を過ごしています。そんなある日、自暴自棄になり酔いつぶれ、自宅前で眠ってしまい、目が覚めると美しい「ピアノソナタ」が耳に、ゴミだらけの光景が目に入ってきます。そのピアノを奏でていたのは同じ音大の後輩である野田恵(のだめ)でした。
ポイント
こちらの作品はドラマや映画にもなったのでご存知の方も多いでしょうね。原作に忠実に再現されていて驚きました。少女漫画ではありますが、男性が読んでも楽しめる漫画です。オーケストラを組むという事で、大勢のキャラクターが出てきて、それぞれキャラが立っています。そして、日本で音大を舞台にした所、海外へ渡り本格的に音楽家へと成長していく姿を描いた所などが、明確に区切ってあって、全く飽きることなく、一気に読めてしまいます。
お正月休みとかに一気に読むには最適な作品ではないでしょうか?
千秋とのだめの恋愛模様もそうですが、ピアニストとしての優れた資質を持つのだめが最高です。1つの事に向き合うと、時間も忘れてトコトンのめり込む姿、天才ってこういう人の事をいうんだろうな~と、何をやっても、あっちこっちに気が散ってしまう凡人である私は羨ましくなりましたw
『俺はまだ本気出してないだけ』
連載期間 | 2007~2012 |
作者 | 青野晴明 |
掲載誌 | 月刊IKKI |
出版社 | 小学館 |
巻数 | 全5巻 |
あらすじ
会社員の大黒シズオは、漫画家になるべく40歳にして突然会社を辞めてしまいます。そんなシズオを厳しくも、時に暖かく見守っている人達との交流を描いたヒューマンコメディ-です。ポイント
こちらも実写化されましたね、しかも主人公が堤真一さん。シズオ、カッコよすぎだろ~!とツッコみたくなりましたが、さすが役者さん。見事なダメっぷりを披露していました。さて漫画ですが、40歳になり突然漫画家を目指すものの、そんなにエネルギーに満ちている訳ではなく、上手くいかない現実に対して溜まった鬱憤を晴らす術もない、そんなシズオの言い訳が「俺はまだ本気出してないだけ」というタイトルに込められています。弱冠、耳が痛くなる話も出てきますがw
作品全体からにじみ出る脱力感と、絵の感じが妙にマッチしていて、何か引き込まれます、でも本当にこの世界に引き込まれたら、ちょっと危険なので気をつけましょう。そんな中毒性が感じられる漫画です。
忙しい時にちょっと休憩的な感じで読んでみるといいかもしれません。同じような境遇の時に読むと、、、ダメージ大きいかもw
『うしおととら』
連載期間 | 1990~1996 |
作者 | 藤田和日郎 |
掲載誌 | 週刊少年サンデー |
出版社 | 小学館 |
巻数 | 全33巻、文庫本全19巻、ワイド版全18巻 |
あらすじ
主人公である蒼月潮(うしお)が偶然手にした妖怪退治の槍「獣の槍」を武器に、妖怪「とら」と最強最悪の大妖怪「白面の者」に挑んでいく姿を描いています。「うしお」と「とら」の出会いから、「獣の槍」を手にし、「白面の者」との戦い、これらは全て奇妙に絡み合った関わりがあり、その長きに渡る宿命が徐々に明らかになっていきます。ポイント
この漫画大好きなんです。始めて読んだ時はかなり昔なのですが、今でもたまに読み返したくなる、そんな漫画です。まずは妖怪ものというのが自分は好きみたいで、この時点でかなりポイントは高かったです。そして、見事な伏線の回収、物語には実に多種類の妖怪などが登場し、それぞれのエピソードも読み応え抜群ですが、それらが終盤に向けて結びついていく所なんて、読んでいて気持ちよくなります。
日本古来より伝えられてきた、人間と妖怪の奇妙な関わり合い、そして絆をメインに展開していきますが、なんといっても見所は最終決戦に向かっていく所ではないでしょうか。読み終わった後の何とも言えない爽快感を是非堪能してもらいたい、そんな作品です。