前回の続きとしまして今回は、独断で選ばせていただく「SLAM DUNK」の名場面BEST3 の第1位をついに発表させていただきたいと思います!
このブログのコンセプトであるBEST3を選ぶ作業をする時に、この漫画に関しては隅々まで頭の中に入っているので、ふと頭に場面場面を浮かべて、それを順位つけていこうとしたのですが、頭に浮かぶシーンが多すぎて、私の頭の容量を軽くオーバーしてしまいました。
そこで、前回発表させていただいた名場面以外にも、惜しくもランクには入れられなかったけど外せない場面を、いくつか紹介させていただいてから第1位を発表していきたいと思います。
「おぅ・・・。」(泣)(わかっとるわ!)
それでは、「SLAM DUNK」名場面~番外編①~と題しまして、いってみたいと思います。このセリフにグッと来た方も多いのではないでしょうか?そうです、湘北高校が強豪校、陵南高校との神奈川県予選最終戦、勝った方が全国大会へ進出する大一番を接戦の末に制して、始めて全国大会出場を決めた試合後の整列のシーンです。
皆が喜びの後、最後の整列に向かう時に、一人チームメイトに背を向けて立っているキャプテン赤木、(もうここからは愛情を込め、ゴリと書きます!)その後姿を見た桜木は、ゴリの肩が震えているのに気づき、いたずらっ子のような笑みを浮かべながら近づいていきます。そして後ろから肩を抱き、「さぁ、整列だ」と言います。そこでゴリの号泣する顔が描かれて、「おぅ・・・。」(わかっとるわ)と一言。
この場面大好きなんです。色々伏線があって、以前は桜木が自分のミスで負けたと思っている試合で、逆に泣きじゃくる桜木の頭をゴリがガシッとしながら整列に向かわせたシーンがあったのですが、それからのコレは涙腺直撃でした。
その後の宿命のライバルである陵南高校のボス猿こと魚住と、ゴリラ同士で健闘をたたえ抱き合うシーンまで含めて、最高です。ゴリラの友情に乾杯です!
そう、もうお気づきかもしれませんが、私はゴリラ好き、イヤ、湘北高校の大黒柱の赤木がツボなんです、あの愚直なプレーと性格がたまらんのです。
魂のハイタッチ 桜木と流川
「SLAM DUNK」名場面~番外編②~としまして、やはりこの場面は入れとかないと、ということで全国大会で絶対的王者「山王高校」を死闘の末破った後、犬猿の中でありライバルである、桜木と流川が無意識のうちに言葉を交わすこともなく歩み寄り、思わず取ってしまった行動。そしてハイタッチをした後、我に返って、プイっとお互い背を向けるまでが最高です。
そもそも、このシーンを描くために、この2人のライバル描写があったのではないかと、思わせるほどの名シーン。特にこの山王戦は試合を通じて、これ以上盛り上げることが出来るのかってくらいの勢いがあり、結果としてこの試合がSLAM DUNKで描かれる最後の試合になるのですが、そりゃこれ以上の試合は中々書けないだろうな~と、今は思います。
言葉とかいらない、友情でもないし、ライバルといっていいのか当時の桜木のレベルじゃ分かりませんが、素敵な2人の関係が要約されたシーンでした。
SLAM DUNK 名場面 BEST1
長々とお付き合いしていただき、ありがとうございます。やっと第1位です。パチパチパチ~!ここまで読んで来た方は、もうお気づきでしょうけど、、、私は赤木剛憲こと、ゴリ好きなので、そんな私が選ぶのは、やはりこの場面です。
そうまさに死闘となった全国大会での絶対王者「山王工業」との一戦、その試合中にかなり不利な状況になり、タイムアウトをとった湘北。今までのチームメイトなら早々と諦めてしまい、そんなチームメイトを一人鼓舞してきたゴリ。そんなゴリの目に桜木はじめとする今のチームメイト達の誰一人諦めることのない姿が。
そんな仲間の姿に試合中にも関わらず、思わず一筋の涙を流してしまうゴリ、そしてそんな仲間にむけて、「おれたちゃ別に仲良しじゃねえし、お前らには腹が立ってばかりだ・・・だが、(このチームは最高だ・・・。)ありがとうよ。」
と、思わず感謝の気持ちを試合中にも関わらずもらしてしまうゴリ。何なんでしょうこのゴリラは、どんだけ人を泣かせるんでしょうゴリラのくせに。そしてそんなゴリの気持ちを全てわかった上で、優しく見守る、ゴリラの飼育員のような、副キャプテン、メガネ君こと小暮。そして、そんなゴリの気持ちなど、つゆ知らず死にそうなほどヘバッているくせに、「別に、お前のためにやってるわけじゃねー!」と、総ツッコミする桜木達、超問題児軍団。
あえて言わしてもらいたです、「お前らは最高の仲間だよ。」と。
そんな訳で、この場面をまことに勝手ながら私的、ナンバー・ワン名シーンとさせていただきました。もちろん、この作品が大好きな人で異論がある人もいるでしょう。また、まだそこまでちゃんと読んでないという人がいたら是非、是非お時間のある時にでも自分の名場面を見つけてみてはいかがでしょうか?
この漫画に何回、泣かされただろう
という訳でBEST3を発表してきましたが、自分で楽しみながらも、かなり大変な作業でした(笑)書いてみて思ったのですが、今回BEST3というくくりでやってきましたが、SLAM DUNK以外の漫画でもそうですが名場面以外に魅力的なキャラクターに絞ってそのキャラクターについて考察を書いてみても面白いかなと思ったので、そういったシリーズも今後やっていきたいと思います。
例えば今回のSLAM DUNKならゴリにスポットを当てて、そのキャプテンシーに迫り、リーダー像について考えてみたりとか、そんな事もこれからやっていきたいと思います!