今回は超能力ミステリー漫画「サイコメトラーEIJI 」の中からオススメの事件簿ベスト3としまして、この作品の中で描かれている奇妙な事件を3つご紹介していきたいと思います!

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漫画DATE

サイコメトラーEIJI 
連載期間 1996~2000
作者 原作:安童夕馬 作画:朝基まさし
掲載誌 週刊少年マガジン
出版社 講談社
巻数 全25巻、文庫本全12巻

あらすじ

一見普通の高校生にみえる主人公明日真映児は物や人に触れることによって、そこに残る記憶の断片を感じ取ることが出来る、いわゆるサイコメトリー能力を持っていました。

犯罪心理学の勉強をしていて、この能力の事も知る美人刑事の志摩亮子に捜査への協力を求められ、その美貌の前に渋々と数々の難事件の捜査に加わることになっていきます。

秘密の能力を知る人達

この能力のため幼少期から周りの人間の裏の顔を、望んでもいないのに覗いてしまい、人を信じる事が出来なくなってしまった映児は、そのケンカの強さ等からも周囲の人間からは浮いた存在になっていきます。

そんな映児が、一応まともな生活を送れるようになったのは、実は同じ力を持っていて映児の気持ちが手に取るように分かった刑事の赤樹宗一郎、血の繋がっていない妹の明日真恵美や、表も裏もない親友の葛西裕介など数少ないながらも自分を信用してくれる仲間ができたからです。

そんな映児の周りで起こった事件を見ていきましょう!

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第3位 サイレントストーカー 「テッセヴー、テッセヴー」

まずはこちら!映児の昔の仲間の赤樹リエが所属するアイドルグループが何者かに次々と殺害されてしまうこの事件。

今読むとちょっと笑ってしまう所もありますが、まず犯人がメチャクチャ気持ち悪いです笑

そして普通に生活をしている人間が些細な事がきっかけで恐ろしい犯人へと変貌していく所が見所です。

それとこのアイドルになった赤樹リエがほのかに映児に恋心を寄せていて、その乙女な感じが可愛いです!(事件関係ありませんが・・・笑)

第2位 サイレントボマー 「みこしは一人じゃ背負えない」

また、サイレントシリーズ笑!こちらは映児の幼少期の頃に過ごした町に住む友達たちが主役になってきます。

花火職人のおじいちゃんを持つおとなしい少年 蓮治が、理不尽な権力者たちによる、汚い地上げのやり方や変わっていく地元の姿に絶望し、さらに尊敬していたおじいちゃんの死によって、サイレントボマーとしてのスイッチが押されます。

映児も含めた仲間たちが、必死に暴走する蓮治を止めようとしますが、用意周到で冷静沈着な蓮治を止めることは容易ではありません。この事件あたりから、話のスケールがドンドン大きくなっていってその展開に胸踊ってたのを覚えています。

この少年たちが過ごしていたのが東京の下町なんですが、私の幼少期に過ごしていた環境と似ていて懐かしくなる情景も気になる所のひとつでした。

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第1位 恐怖のカンナビス 「死は優しいな・・・。」

そして私が、この作品の中で特に大好きな事件!(大好きな事件っていうのもどうかとおもいますが・・・)「恐怖のカンナビス編」。

何が恐怖って、キレたら止まらないし、銃で散々撃たれても死なないし、見た目は華奢な女性みたいだし、もうよくわからないんです、このカンナビス先生。

映児の親友の一人である江川透は、有名政治家さんと愛人の間に生まれた隠し子さんです。そして本妻との間に生まれた長男の一馬がいまして、この一馬がちょっと透を脅すために仕事を依頼したのが、幼い頃からゲリラとして育てられた何でも請負人カンナビス先生という、よく考えてみるとトンデモ設定なのですが、、、そこはさておき、読み進めて下さい笑

ここでのオススメは、映児と透の友情ですね、透は映児のサイコメトリー能力になんとなく感づきますが決して自分から尋ねる事も、映児に対する態度も何も変わりません。一方の映児も自分の力を透に協力するため、惜しみなく使います。

映児いわく、透は心がどっか突き抜けていて普通の人間とは違うらしいです。

私はこの二人にまつわるお話が好きなので、その中でも番印象に残ったこの事件を1位とさせていただきます!