第2発目、ベタベタな私が選んだ漫画は、またしても国民的漫画「DRAGON BALL」(笑)
という事で恥ずかしげもなく選ばせていただきました、この「DRAGON BALL」をメインテーマにして、私的BEST3の発表をしていきたいと思います!
DRAGON BALLは言わずと知れた大冒険アドベンチャーなのですが、今回選んでいく名場面はストーリーの中からではなく、主人公である孫悟空の前に現れた数々のライバル達との戦いの中から、私的ベストバトルを3つ選んでいきたいと思います。
漫画DATE
連載期間 | 1984~1995 |
作者 | 鳥山明 |
掲載誌 | 週刊少年ジャンプ |
出版社 | 集英社 |
巻数 | 全42巻、完全版34巻 |
あらすじ
世界のあちらこちらに散らばっている、7つボール。このボールを全て集めるとどんな願いでも叶えてくれるという、その名は「ドラゴンボール」。ある時1人の若い女性ブルマがそのドラゴンボールを探しだすため旅に出ると、とんでもない力を持った、シッポが生えている不思議な少年孫悟空と出会います。ここから全ての物語が始まっていきます。孫悟空は自分よりも強そうな相手を見つけるや、さらにその上の力を得るために過酷な修行を行い、ライバル達を撃破していきます。相手にとどめを刺すことには興味がなく、お互い修行して何度でもその力を競い合いたいという、まさに格闘ジャンキーなのです。
そんな孫悟空は全宇宙ナンバー・ワンの格闘家になるため、今日も戦い続けます!
孫悟空と、そのライバル達
孫悟空の前には常に倒すべきライバル達が登場します。ぞして孫悟空はそのライバル達との死闘を乗り越える度にレベルアップしていきます。これは、そもそも孫悟空は地球人ではなく戦闘民族サイヤ人という宇宙人だったためです、。サイヤ人は死のふちから蘇るたびにその強さを増します。はじめの頃、孫悟空は自分が宇宙人だとは思っていません。それもその筈で孫悟空は、おじいちゃんに拾われて育てられたのですが、これがド田舎でブルマと出会うまで他の人間と接触する事がなく、それから出会う仲間たちも、ブタがいたり、喋るカメがいたり、鼻がない親友(クリリン)がいたり、と変わった仲間たちに囲まれていくので、自分にシッポがあるくらいの事では別に驚きはしませんでした。
そんな孫悟空とライバル達とのスーパーバトルの舞台は地球だけには収まらず、やがて全宇宙を巻き込んだ戦いへと発展していきます。
それでは、そんな孫悟空のスーパーバトルの中から選ぶ、BEST3を発表していきましょう!
第3位 クリリンのことかーっ!!!!
まずはこの戦いから。そうです、サイヤ人である孫悟空が始めて超サイヤ人に変身する時の宿敵の相手、フリーザ戦です。まず、このフリーザによって自分の故郷である惑星ベジータが滅ぼされたことを、死ぬ間際のベジータから聞いた悟空。悟空にとっては特に思い入れがなかったのですが、惑星ベジータの王子でもあるベジータのサイヤ人としての誇りという物も胸にしまい、このフリーザに相対します。
そして悟空は知りませんが、この惑星ベジータが滅ぼされる時に最後までフリーザに抵抗した男こそ、何を隠そう悟空の父親であるバーダックだったのです!(なんて、取ってつけたような上手く出来た話だー笑)
その絶対的な力の前に圧倒された悟空は目の前で一番の仲間であったクリリンをバラバラにされてしまいます。その時、怒りによってついに伝説の戦士超サイヤ人となり、宿敵フリーザを倒します。
この漫画の悪役は悟空と戦った後、仲間になるケースが多いのですが最後まで徹底した悪役として君臨したフリーザを讃え、伝説の超サイヤ人を生む結果となった戦い、という事で選びました!
第2位 「まいった!降参だ!」
これはある意味一番衝撃的でした、あの戦闘民族サイヤ人のの中でも生まれついての戦闘狂の悟空がまさか、まさかの降参を宣言した、VS人造人間セル編です。いつまでも自分が地球を守る存在ではなく、次の世代へのバトンタッチをなどと、急にスポーツ選手のような事を言い出し、自分の息子である孫悟飯にセル打倒を託します。
この時、私は「おいおい悟空、そんな事言うようになったのかよー、いつまでも強いヤツと戦いてー、って言ってろよ!そもそも、ちゃっかり子供の作り方も知ってた辺りから怪しいとは思っていたけど、何急に大人になってんだよー。」と、寂しくなりました。別に悟飯が学者を目指そうが、それはいいのですが生粋の戦闘民族である悟空とベジータにはいつまでも自分がナンバー・ワンになるために、仕事もしないで修行して競い合っていて欲しかった。
孫悟空は戦いに敗れる事も何回もありますが、ボロボロになる前に自分から降参した唯一の戦いという事で選びました。
第1位 「もったいねぇ・・・って・・・。」
そして第1位、ぱんぱかぱーん!という事で、やはり永遠のライバルであり、ストーリーの後半にはいつの間にかパパ友になる、孫悟空とベジータが最初に地球で繰り広げた死闘です!サイヤ人編からフリーザと戦うナメック星編あたりが、一番ワクワクして読んでいたと思うのですが、その中でもこの2人が始めて繰り広げた攻防は、インパクト大でした。
お互いボロボロになりながら、ベジータが自分の宇宙船に乗り込み逃げようとすると、クリリンがトドメを刺そうとします。しかし動けない悟空は心の声でクリリンに、もう一度再戦するために、ベジータを逃してやってほしいと語りかけます。クリリンは渋々了承しベジータは傷の治療するため逃げ帰ります。
ここから2人のお互い譲らない生涯のライバルとしての戦いが始まります。その幕開けという事で選びました!
悟空とベジータのライバル関係と、お互いの父親像やサイヤ人的生き方というものも、もうちょっと考察したいので次の機会に書いていきたいと思います!